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英語はいつも直球表現だけなのか!?

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皆さんは英語と聞くと、日本語に比べ全てが直球だな〜と思われますか?
多分ですが、多くの方がそう思われているのではないでしょうか。

映画を観ても、ドラマを観ても、結構言うことストレートに言うよね〜
なんて思ったりされる方も実は多いのではないでしょうか?

では、本当に彼らは思いやりもなく、言いたい放題相手に意見をぶつけまくって
いるのでしょうか?(笑)

答えはもちろん、NOです✨

確かに彼らは自分の言いたいことははっきりと言います。それは逆に言えば
日本のように裏表がないということでもあります。本音と建前。これは
日本独特のもので、海外の人からしてみると、「なんでさっきYESって言ったのに、
裏ではNOと他の人には言っている!?」と、逆に彼らにとって本音と建前は
混乱を呼んでしまいます。

ですので、自分の思いや考えはストレートに表現して良い!
これは間違いないです。

ただし、言い方は違います。

自分の意見を相手に伝える時には、きちんと考え彼らも伝えています。

例えば、「絶対こうした方がいいよ〜」と相手に提案したいとき、
とっさに思い付く英単語は、You should do this! と思った方、挙手を!(笑)

「英語だからストレート」の本当の意を、ここで間違えないようにして下さい

自分にも意見があるように、相手にも考えがある。それを最大限にリスペクト
して物は伝えないといけない。
実はこれ、日本と大差ない考え方なんです。
ただし、日本語のように回りくどく言わなくてOK!
提案したい物事の前に、ちょっとした “心遣い”の文を言うだけで、
相手からの受け取り方も大きく変わるわけです。

では先程の例文を代用してみましょう!

 

● (うわ〜!絶対)こうした方がいいって〜!

× You should do this! ではなく、

◯ I hate to say this, but you better do this way.
(こんなこと言いたくないんやけど、こうした方がいいっちゃない?)

◯ I think you are right! But I have another suggestion!
(言っとーことかなりわかる!でもこんな方法もあるよ!)

 

思いっきり博多弁混じりで書いてしまいましたが、より伝わりましたら本望です(笑)

 

こういった感じで、実は英語においても枕詞のように、相手の気持ちを考慮して
一文はじめに付けてから言うのが良いとされているんです✨

言いたい意見は内に秘めず伝える
でも伝える時には一文、相手をリスペクトしたことを言ってから意見する。

こういう優しさは、国や言葉を越えて相手へ人柄として伝わるものです。
日本人であるからこそ、日本人の優しさや良さは海を越えてもそのまま大切にして
欲しいと思います。

今日のトピックは会話力を伸ばす上でのちょっとしたポイントレッスンでした!

 

 

 

 

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