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200年ぶりの「上皇」の英語表記が決定

2019年3月2日

【「名誉退職の」という意味の言葉が付加】

3月になったばかりですけど、今年の十大ニュースのトップ候補は、
やはり5月に迎える改元ではないでしょうか。

平成最後の新年一般参賀(1月2日)には、
平成で最も多い約15万4,800人もの参賀者が訪れたそうです。

ご案内の通り、退位後の天皇陛下の称号は「上皇」、皇后陛下は「上皇后」となります。
2月25日、宮内庁はそうした称号の英語表記を発表しました。
新元号での各称号の英語表記は、下記のようになります。

上 皇:His Majesty the Emperor Emeritus
上皇后:Her Majesty the Empress Emerita
天 皇:His Majesty the Emperor
皇 后:Her Majesty the Empress
皇 嗣:His Imperial Highness the Crown Prince
皇嗣妃:Her Imperial Highness the Crown Princess

天皇を表す「His Majesty the Emperor」の後につけられた「Emeritus」は、
「名誉退職の」というような意味を持っています。
「professor emeritus」(名誉教授)、「president emeritus」(名誉会長)
といったように使われます。

上皇后も同様に、皇后を表す「Her Majesty the Empress」の後に、
女性形の「Emerita」がつけられます。

報道によれば、スペインやベルギーなどの王室では、
退位後も国王時代の称号を継続していますが、
宮内庁は「お立場が変わることを明確にし、
譲位後も名誉ある地位におられるという意味でふさわしい」としています。
さらに「Emeritus」は、前ローマ法王ベネディクト16世の、
退位後の称号としても使われています。

また、皇位継承順位1位の皇嗣となる秋篠宮さまと、同妃紀子さまは、
現在の皇太子ご夫妻と同じ表記になります。

いまや日本独特とも言える改元は、約200年ぶりに上皇が誕生することもあって、
海外でも話題になる機会も多いと思われます。
これを機に、称号の英語表記を押さえておきましょう。

宮内庁のホームページ

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