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ネイティブスピーカーが本当に最適な先生?

2019年3月16日

【英語のネイティブスピーカーは白人?】

直近(平成30年下半期)の芥川賞受賞作、上田岳弘さんの『ニムロッド』に、
次の一節(地下鉄の改札で外国人観光客とぶつかった主人公の回想)がありました。
「頭のどこかで、さっき外国人女性に「Sorry」と謝ったがそれでよかったんだろうか、
白人だから英語でいいだろうというのも決めつけに過ぎるのではないか、などと思いを巡らしていた。」

これで思い出したのが、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学教授(応用言語学)
久保田竜子さんの著書『英語教育幻想』です。

そのなかで、「英語のネイティブスピーカーは白人」という“幻想”について、
以下のように述べています。

「白人性」は「英語の母語話者性」を自動的に想起させ、
「非白人性」は、英語が母語であろうとなかろうと、
「英語の非母語話者性」のイメージと重なってしまう。
このステレオタイプなイメージがなくならない限り、
いくら(日本人を含む)アジア人が英語を流暢に使えるようになっても、
英語能力が欠けていると見られる可能性が高い。
私達が「英語のネイティブスピーカー=白人」と信じ続けることは、
このイデオロギーを自虐的に信奉し続けることにつながってしまう。

これは、留学先を考える際の大事なポイントになる指摘とも言えないでしょうか。

授業光景

【ネイティブじゃないことがメリットにも】

久保田さんは同著で、ノンネイティブスピーカー教師が持つ長所として、
以下の点を挙げています。

(1)学習者と同様の学習体験をたどったことから、学習者にとって最適の手本になる。
(2)学習者に共感を持つことができ、学習方法などの的確なアドバイスができる。
(3)文法や表現の的確な説明力に優れる。
 ネイティブスピーカーであっても、母語の文法構造を系統立てて
 説明できるようになるためには特別な訓練が必要。
 これは、日本語を母語とする読者のみなさんが、日本語の文法や
 語彙の用法をきちんと教えることができるか想像してみると明らか。
 一方で非母語話者は、意識的に目標言語の文法や表現を学んできたので、
 文法構造などを明示的に教えることができる。

弊社が推奨するフィリピン留学も、上記の点が強みの1つだからです。
英語が公用語で、英語力を買って世界からコールセンターが集まる
フィリピンだからこそ、有力な語学留学先として年々注目を集めています。

決してネイティブスピーカーから学ぶことを否定するわけではありませんけど、
コスパが高い(費用は欧米の約半分)フィリピン留学はお勧めです。

留学は初めてという方、まずはフィリピン留学で英語力を磨いて、
欧米にステップアップというやり方も大ありです。
欧米のネイティブスピーカーにはつい気後れしてしまうなんて方も、
フレンドリーなフィリピンでは大丈夫ですよ。

継続的な英語学習の成果の確認・ご褒美という意味で、
バケーションも兼ねてお手軽なフィリピン留学を繰り返す方もいらっしゃいます。

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