お知らせ

YouTubeで親が見せたいもののトップは英語、子どもは……

【巣ごもりを有効活用】

KBC(九州朝日放送)で、毎週月曜~木曜午前11時10分から、
『こんなときこそ イングリッシュ!』が放送されています。
新型コロナウイルスの影響で家にいる子どもたちに向け、
小学1年生からでも基礎から学べるという英語講座です。
YouTubeでも配信されていて、バックナンバーも視聴できます。

家にいなくちゃいけないのを逆に利用して、
外国語学習に取り組むのは賢明だと思います。
ただ、肝心の子どもの意識は……

というわけで、YouTubeと子どもの関わりを調査した、
『家庭のYouTube視聴に関する意識調査』が、
興味深い実態を教えてくれます。

この調査は、住友商事子会社のSCデジタルメディアと東北新社が共同で、
3/25~26にインターネットで行ったもので、
対象は、首都圏の子どもがいる20~50代の男女1,030名です。

◆子どもに視聴させたいコンテンツ(複数回答)
英語学習に役立つような動画……51.9%
想像力が豊かになるような動画……49.4%
教育効果の高い子どもの学びにつながるような動画……48.3%
明るく楽しい気持ちになれるような動画……39.4%
一緒に体を動かせるような動画……36.5%

◆子どもが視聴しているコンテンツ(複数回答)
好きなYouTuberの動画……41.5%
好きな映画やアニメなど……35.8%
好きなもの(車・生き物・人形など)の動画……26.6%
時間つぶしで動画を視聴……24.6%
ダンスや体操など体を動かせる動画……11.0%

親御さんの希望でもある「オンライン学習のための動画」は8.2%でした。
これを少ないと見るか、まあまあいると見るか、みなさんはいかがでしょう。
なお、YouTubeを視聴させていないという親御さんも約3割いらっしゃいました。

◆子どものYouTube視聴をどう感じているか(複数回答)
視聴している間は集中しているので助かる……46.1%
視聴時間が長くなることが気になる……42.2%
しかたなく視聴させているが、子どもにとってよいのか後ろめたい……37.0%
関連動画が出てくるので視聴時間を区切るのが難しい……24.1%
何を見ているのか把握していないので安全性に不安……17.7%

助かっているという反面で、不安を感じている声が上位に並んでいます。
でも数では下位ですが、「良質なコンテンツもあるので安心して視聴させている」(15.7%)、
「子どもだけでなく、家族一緒に楽しめている」(13.6%)という声もあります。

当たり前ですが、要は使い方次第、ということでしょうね。

家にいなくちゃいけない制約を、いろいろな学びのチャンスにしようというのは、
親御さんとして当然のご意向でしょう。
お子さんたちもそう思ってくれればいいですけどね(^^;

私としては、英語学習への強いニーズをうれしく、たのもしく思うとともに、
一日も早くコロナ禍が収まることを願うのみです。
1456868

 

一覧に戻る