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「学び直し」は収入増につながりやすい――内閣府調査

【コロナ禍は充電期間?】

「リカレント教育(学び直し)」で収入が増える傾向が強まるという、
そうであってほしいな、と思う相関が内閣府の調査でわかりました。(2/3日経電子版)

調査は昨年2月~3月、3万人を対象に実施。
公的職業訓練、職場内訓練(OJT)、社外勉強会などでの研さん、
自習や留学といった自己啓発、副業の5つに分類し、
学び直しをした人と、していない人の収入の変化を
2014年から2019年の間で比較しています。

サンプル数が少なかった公的職業訓練以外の4分野で、
「1割以上収入が増加」と回答した割合は、
学び直しをした人の方が、していない人よりも
8.1~13.4ポイント高い結果となりました。

例えば社外勉強会の学び直しをした人では、
1割以上収入が上がった人の割合が45.7%となり、
していない人を13.1ポイント上回りました。

一方、仕事をしている人で過去1年間に学び直しをやっていない人の割合は86.9%。
職場の環境にもよるでしょうけど、日々の仕事で手一杯ってところでしょうか。

ところで、学び直しをした人が収入も増える傾向というのは、
学んだことが仕事に活かせた面も当然あるでしょうけれど、
そもそも学び直しをするというマインド自体が、
すでにいろんな“上昇”を招きやすい気がします。

もう1年以上続いていますが、
コロナ禍による様々な自粛等で生活様態が大きく変わり、
(思わぬ形で)自分の時間が増えたとしたら、それをどう利用するか。
ダラダラしたり、イライラしたり、グッタリしたりばかりでは、
後に振り返って「もったいなかったなあ」と後悔するかもしれませんね。

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