お知らせ

11月からのNHK朝ドラはラジオ英語講座とコラボ

【英語講座は歴史とともに】

11/1(月)からスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』。
大正から令和にかけ、安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)と、
3世代の女性たちが100年にわたって紡いでいくファミリーストーリーで、
それぞれの人生にラジオ英語講座が関わってきます。

「カムカムエヴリバディ」とは、終戦後まもなく放送された
NHKラジオ英語講座「英語会話」(1946~1951年)の
オープニング曲のタイトルです。
「証城寺の狸囃子」のメロディーにのせて、
「カム♪カム♪エヴリバディ♪~」の歌が始まると、
子どもからお年寄りまでたくさんの人々が引き寄せられ、
明るい声に励まされたそうです。

そこには、「カムカムおじさん」と呼ばれた講師の平川唯一さんの、
戦後の重苦しい日本を明るくしたいという願いも込められていました。

戦後初のベストセラーは、終戦直後の1945年9月に発行された
『日米会話手帳』(累計360万部以上)というのは結構有名な話ですが、
平川さんのラジオ英語講座も、日本中で英語ブームを巻き起こしました。

「カムカムエヴリバディ」という言葉は、
今を生きる私たちの未来をも切り開くパワーワードになる、
という思いも込められています。

作者の、藤本有紀さんのコメントです。
――いつか二度目の連続テレビ小説(一度目は2007年放送の「ちりとてちん」)を
書かせていただく機会に恵まれたなら、きっと書こうと温めていた題材があります。
それが「NHKのラジオ英語講座」です。

1925(大正14)年に日本でラジオ放送が開始されたその年に、
英語講座は始まりました。その歴史をひもといていくことは、
そこに100年の物語を見つけ出し、紡ぎ上げることと同義です。
とても自然な成り行きで3世代のヒロインが誕生しました。

小さな積み重ねがやがてダイナミックな展開をもたらすのは、
英語学習も連続テレビ小説も同じです。
毎日15分だけ、お付き合いいただけましたら幸いです。――

小さな積み重ねが大きな成果につながる、というのは、
実際に事を成し遂げた人たちの多くが口にする一つの真理ですね。
あの(野球の)イチロー選手も、「小さいことを重ねることが、
とんでもないところに行くただひとつの道」と発言しています。

今回の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、
粋なコラボ企画も用意されています。
ドラマ本編でヒロインが聞いているラジオ英語講座をそのまま放送し、
朝ドラと英語講座を一緒に楽しみながら英語を学ぶ、というものです。
この講座もドラマ本編と同じく11/1(月)スタート。
詳細はこちらをご覧ください。→『ラジオで! カムカムエヴリバディ』

テレビやラジオの英語講座が長続きしなかったという方、
朝ドラと一緒に楽しみながらなら、続けられるかもしれませんよ(^^)

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