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日本人の京都離れが進む?

2019年4月13日

【インバウンドの陰で……】

先日、桜が満開の京都に行く機会がありました。
どこを切り取っても絵になるって言うんでしょうか、
「やっぱり京都はいいなあ」と感じ入りました。

ところが、日本人が京都離れしているという
気になる特集をテレビで見ました。

その理由トップ3は、
(1)人が多くて混雑しすぎ
(2)観光客のマナーが悪い
(3)目的のバスがわかりにくい
とのこと。

以前から言われていたことではありますが、
外国人観光客の大幅な増加が裏目に出ているようです。

何でも、年間を通じた京都宿泊客の43.9%が外国人とのこと。
隣の部屋は外国人、というのはごく普通なんですね。

外国人観光客は、いろんなものを食べたいから、
例えば3人で1品しか頼まない割に長居するので、
飲食店にとってはおいしくない、
という旨のコメントもありました。

着物姿の外国人三人娘――京都・八坂神社にて

着物姿の外国人三人娘――京都・八坂神社にて


【古都観光と国際体験を楽しむ】

ただ、京都も黙って見ているわけではありません。
時間帯別混雑度合いを示し、朝観光や夜観光を推進したり、
隠れた名所を紹介し、人が集まる場所を分散する試みも行われています。

例えば「とっておきの京都~定番のその先へ~」プロジェクト。
伏見、大原、高雄、山科、西京、京北エリアにフォーカスし、
知る人ぞ知る隠れた魅力や新たな観光情報、
地域のイベントなどを発信していくというものです。

外国人が多いから京都には行かない、というのは、
気持ちはわからなくもないんですが、やっぱりもったいない。
それよりも、古都観光と国際体験を一緒に楽しむ、
ぐらいの余裕を持ちたいと思います。

余談ながら、私が京都でバスに乗っていた時、
ご多分にもれず非常に混んでいたんですが、
よっぽど疲れた顔をしていたのか、
外国人観光客と思われる女性が英語で空いた席を譲ってくれました。
「いや、どうぞ」と片言で返したのですが、
その程度の会話だけでも、その後気分よく過ごせました。

何とも単純な話かもしれません。
でも、前回も書きましたが、結局長く残る旅の記憶って、
きれいな景色やおいしい食事もさることながら、
人とのやりとりじゃないかなあ、なんて思います。
まあ私の場合、笑えることばかりでなく、腹が立ったり、
恥ずかしかったりしたことも含めてですけど。