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「大根役者」って英語では?

2019年7月19日

【ネイマールは“大根”なのか】

先日、サッカー好きの友人と飲んでいて、
去年のサッカーW杯ロシア大会の話にもなりました。
優勝したフランス代表で、W杯の最年少得点者にもなったエムバペ選手はすごいとか、
日本の戦いはどうだったかとか……(決勝トーナメント1回戦でベルギーの
超高速カウンターにやられました。あのシーンは今でも忘れられません)

そうなると、当然同大会でのブラジル代表ネイマール選手にも話は及びます。
過剰なシミュレーションぶりがいろいろなところで「大根役者」と批判され、
それを真似る子どもたちが続出したことも話題になりました。

ネイマール選手は、ロシア大会の前、母国ブラジル大会準々決勝で負傷のためリタイアし、
その後ブラジルは、準決勝でドイツに1-7と歴史的な惨敗を喫しました。
そんなこともあってロシア大会をどんな思いで迎えたかを考えると、
ネイマール選手を一概に批判する気にはならない、なんて話も出ましたが、
そんなことはさておいて、その時ふと心に浮んだのは、
「大根役者」って外国人には通じないよなあ、って疑問です。

まさか「Radish」で通じるなんてことは……と思って後日調べたら、
いやあ、やっぱりちゃんとあるんですね。
英語で演技がヘタなことを意味する言葉は、同じ食品の「ハム」なんです。

ご存知の方も多いのかもしれませんが、
私は今回初めて知りました。

なぜ「ハム」なのか?
由来には諸説あるようです。
ハムには道化者という意味もあり、
道化者は大げさな演技をするものですから、
ハムは自然な演技ができない役者を指すようになったとか、
演技がヘタな役者ほどハムレットの役を演じたがるから、などなど。

ちなみに、「大根」の由来も念のため。
こちらも諸説あるようですが、有力なのは、
大根には消化を助けるジアスターゼという酵素が多く含まれていて、
大根を食べると食あたりしないと言われているから。
そこから「あたらない」→「ヒットしない」→
「演技がヘタ」を意味するようになりました。

同じ食べ物ですが、「大根」と「ハム」は大違い。
でも「演技がヘタ」という同じ意味があるんですね。

大根

【スタローンがハムのCM、日本で大根のCMには?】

さて、アメリカの人気俳優、あのシルベスター・スタローンが
1987年、日本の伊藤ハムのCMに登場しました。
その際、「スタローンは自分の演技力をギャグにした」と評されたそうです。

伊藤ハムのWebサイトには、『映画「ロッキー」シリーズで人気の
シルベスター・スタローンさんをTVコマーシャルで起用し、
話題のヒーローは新商品のイメージにもピッタリでした』とありますが、
そういう「ギャグ」も念頭にあったのかどうか……

じゃあ、日本で大根のCMに出ている役者さんっているんでしょうか?

寡聞にして大根だけのCMって見たことありませんが、
大根を使う料理がらみのCMなら見たことがあり、
それにはあの女優・タレントさんが(^^)

日本語に限らず、言葉の世界を深く知ると、
いろいろな楽しみ方が増えると思います。
楽しめながら学べるといいですね。