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マスクをするのは、アメリカでは「英雄」、日本では?

【新型コロナのおかげで(?)インフルエンザも抑止傾向】

新型コロナウイルスに加え、インフルエンザにも
気をつけなくてはいけない季節になってきました。
同時にかかることをないという説もありますが、
これもよくわからないようです。

ただ、9月初めの1週間、インフルエンザの患者数は3人で、
昨年同時期の1000分の1以下の水準とのこと。(2020.9.15日経電子版)

「9月初めにインフルエンザ?」と思われるかもしれませんが、
流行入り前のこの時期でも近年は数100人がかかっているそうです。
新型コロナ対策の、手洗い・マスク着用・3密回避が、
インフルエンザ対策としても効果を発揮していると見られています。

さらに記事では、昨冬のインフルエンザの累計推計患者数は
前年比4割減の729万人にとどまった、ともありました。
これも新型コロナ対策が好影響を及ぼしているのは間違いないでしょう。

ちなみに、新型コロナの累計感染者数は、9/24時点で8万人強。
ケタが違うインフルエンザ、全くあなどれません。

マスク

【マスク着用理由にもお国柄】

もはや生活必需品の感があるマスクですが、
そのマスクを政府が国民に着用させるために有効なメッセージが、
国ごとで違うそうです。

アメリカ……マスクをする人は英雄
ドイツ……マスクをするのがルール
イタリア……マスクをするとモテる
日本……みんなマスクをしています

これは『ニューズウィーク 日本版』誌に掲載された国民性を表すジョーク。
よくできていると思いませんか。
私は9/19放送の『池上彰のニュースそうだったのか!!』で知りました。

これは有名なジョークのパロディだそうで、
船が沈みそうになって人を減らさないといけなくなった時、
船から海に飛び込ませるには、

アメリカ……飛びこんだら英雄
ドイツ……飛びこむのがルール
イタリア……飛びこんだらモテる
日本……みんな飛びこんでる

と言えばいいとか。

良くも悪くも同調圧力が強い日本人。
良く作用すれば高い規律性、
悪く作用すれば過剰な排他性になって出てきます。

新型コロナのように健康・生命に関係することは、
特に過敏に反応することもあるでしょうけど、
先のジョークが教えてくれるように、
世界から見れば国民性の一つ、
「日本人あるあるだよねえ」とか思えば、
あまりギスギスしなくてもいいんじゃないの、
なんて思ったりしました。

 

 

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