NOTITLE

【平成のイメージ、良くなったものと言えば……】

GWもいよいよ終盤、過ぎてみればアッと言う間ですよね。
今年は平成→令和の代替わりもあって、忘れらないGWになるのでは?

ちなみに、「令和」発表時に一部の海外メディアが、
「令」は指令や秩序の意味と報じました。

それは違うと外務省が、令和には「beautiful harmony」、
「美しい調和」という意味が込められていると説明するよう、
駐在大使などに指示したそうですね。

これも、代替わりにまつわるエピソードとして
後々語り継がれることになるんでしょうか。

さて今回は、平成を振り返り、
NHKが実施した世論調査をご紹介しましょう。

ありがとう平成くまモン

◆平成に当てはまるイメージ
1. 戦争がなく平和な時代 79%
2. 治安がいい時代 56%
3. 男女が平等な時代 48%
4. 民主主義が成熟した時代 47%

◆平成に当てはまらないイメージ
1. 社会的弱者に優しい時代 68%
2. 地域が助け合う時代 62%
3. 家族の絆が強い時代 59%
4. 経済的に豊かな時代 58%

◆平成で良くなったもの
1. 情報通信環境 88%
2. 道路交通網 82%
3. 防災 75%
4. 医療・福祉の体制 65%
5. 教育 55%

◆平成で悪くなったもの
1. 政治への信頼 75%
2. 日本を取り巻く国際情勢 71%
3. 国の経済力 70%
4. 雇用・労働環境 56%
5. 治安 47%

※調査期間:2018年9月~11月
※調査対象:全国18歳以上の6,000人(調査有効率59.2%)


大多数の方が平成を平和な時代と評価している一方で、
政治への信頼や、日本を取り巻く国際情勢が
悪化していると見ているのが浮き彫りになっています。
平和の継続には不断の努力が求められますね。

平成で良くなったものの1位が情報通信環境なのは、
誰しも納得ではないでしょうか。
令和は、5GやAIも絡んでさらに進展することでしょう。

さて、令和はどういう時代になるでしょうか。
少なくとも平成同様「戦争がなく平和な時代」は、
「美しい調和」をもってずっと続いてほしいと切に願います。


 

【《リトルの法則》を知っていますか?】

いよいよ平成最後のGW、いや、令和最初のGWかな、
まあとにかく、大型連休の到来です。
国内外で10連休を満喫される方もいらっしゃることでしょう。
うらやましい限りです。

JTBによれば、GW中の国内旅行先は、
北海道・東北 15.3%
関東 20.7%
甲信越 8.6%
東海 11%
北陸 4.6%
近畿 14.3%
中四国 12.9%
九州・沖縄 12.6%
だそうです。

過去最多の国内旅行者が見込まれていますが、
なかでもJR四国の特急・快速列車の予約数が前年同期比6割増とのこと。
報道では、瀬戸内国際芸術祭2019や、
昨年末のNHK紅白歌合戦で米津玄師さんが歌った、
故郷徳島の大塚国際美術館など、
「アートの四国」が観光客を引き寄せる、としています。

さて、例年に増して多くの人出が予想されるGW。
仕方なく長い行列に並ばなければならないこともあるでしょう。

日本人は、外国人と比べて行列に並ぶのを苦にしないという話もありますが、
それでも遅々として進まないとうんざりしますよね。

私は、たとえそこが目的の場所であっても、
人がたくさん並んでいるのを見ただけで心が折れ、
あきらめたことは一度や二度じゃありません……でした。
《リトルの法則》を知るまでは!

行列

《リトルの法則》
『待ち時間(分)』=『自分の前に並んでいる人数』÷『1分後に自分の後ろに並んだ人数』

これこそ、知る人ぞ知る、並ぶ時間の大まかな目安を、
簡単な観察と計算で割り出す“公式”なのです。

例えば、自分の前に並んでいる人が20人いたとして、
1分後に自分の後ろに並んだ人が2人だったら、
待ち時間はだいたい10分と予測できるわけです。

いつまで待つかわからず、ただ漠然と並ぶのと、
だいたいの待ち時間が予測できているのとでは、
“イライラ度”が全然違うのは言うまでもないでしょう。

あらゆる行列に適用できるわけでもなさそうですが、
少なくとも私は、たくさん人が並んでいるだけで
あきらめることはなくなりました。

みなさんもお試しになってみては?

 

【インバウンドの陰で……】

先日、桜が満開の京都に行く機会がありました。
どこを切り取っても絵になるって言うんでしょうか、
「やっぱり京都はいいなあ」と感じ入りました。

ところが、日本人が京都離れしているという
気になる特集をテレビで見ました。

その理由トップ3は、
(1)人が多くて混雑しすぎ
(2)観光客のマナーが悪い
(3)目的のバスがわかりにくい
とのこと。

以前から言われていたことではありますが、
外国人観光客の大幅な増加が裏目に出ているようです。

何でも、年間を通じた京都宿泊客の43.9%が外国人とのこと。
隣の部屋は外国人、というのはごく普通なんですね。

外国人観光客は、いろんなものを食べたいから、
例えば3人で1品しか頼まない割に長居するので、
飲食店にとってはおいしくない、
という旨のコメントもありました。

着物姿の外国人三人娘――京都・八坂神社にて

着物姿の外国人三人娘――京都・八坂神社にて


【古都観光と国際体験を楽しむ】

ただ、京都も黙って見ているわけではありません。
時間帯別混雑度合いを示し、朝観光や夜観光を推進したり、
隠れた名所を紹介し、人が集まる場所を分散する試みも行われています。

例えば「とっておきの京都~定番のその先へ~」プロジェクト。
伏見、大原、高雄、山科、西京、京北エリアにフォーカスし、
知る人ぞ知る隠れた魅力や新たな観光情報、
地域のイベントなどを発信していくというものです。

外国人が多いから京都には行かない、というのは、
気持ちはわからなくもないんですが、やっぱりもったいない。
それよりも、古都観光と国際体験を一緒に楽しむ、
ぐらいの余裕を持ちたいと思います。

余談ながら、私が京都でバスに乗っていた時、
ご多分にもれず非常に混んでいたんですが、
よっぽど疲れた顔をしていたのか、
外国人観光客と思われる女性が英語で空いた席を譲ってくれました。
「いや、どうぞ」と片言で返したのですが、
その程度の会話だけでも、その後気分よく過ごせました。

何とも単純な話かもしれません。
でも、前回も書きましたが、結局長く残る旅の記憶って、
きれいな景色やおいしい食事もさることながら、
人とのやりとりじゃないかなあ、なんて思います。
まあ私の場合、笑えることばかりでなく、腹が立ったり、
恥ずかしかったりしたことも含めてですけど。

【7割がポイント還元がある販売店に好感】

アマゾンが通販サイトで取り扱うすべての商品で、
購入額の1%以上をポイント還元する方針を示したことをめぐり、
公正取引委員会から「優越的な地位の乱用にあたる可能性がある」
と指摘されました。
問題視されているのは、還元分を出店者が負担する点です。
同様にポイントを提供する楽天やヤフーも実態を調査するとのこと。

2019年3月上旬時点でこの問題がどうなるかわかりませんが、
私が目を引かれたのは、報道(2019.2.23付日経)にあった
ポイント還元を好む日本人の傾向です。

物流支援の米マンハッタン・アソシエイツによれば、
販売店に好感を抱く要因として
「ポイントカードなどの優待プログラム」を選んだ人は、
日本が70.8%だったのに対し、
中国は29.0%、米国は11.0%だったそうです。
日本人のポイント好き、何かを貯めるのが好き
という性向がうかがえますね。

ポイント好きは、値引き交渉をする習慣があるかないかも
影響しているのではないかと思います。
値引き交渉をしないかわりに
後で現金がわりに使えるポイントがもらえるなら、
値引きしたのと同様の満足感が
得られるということではないでしょうか。

ただ、その場で現金値引きと、
後日使える同額のポイントをもらえるのとでは、
前者のほうがお得なんです。
例えば10%引きと、10%ポイント還元を比較してみると――
10,000円のものを9,000円で買った場合は10%引きですが、
10,000円のものを買って1,000円分のポイントをもらうと、
11,000円分を10,000円で買ったことになるので、
約9.1%引きとなります。

amazon

【キャッシュレス決済の真の目的は?】

ポイント還元はキャッシュレス決済を推進する有力策でもあり、
政府もキャッシュレス決済の普及に力を注いでいます。
インバウンド需要の取り込みにも役立つと見られています。

ユーザーにとっては便利な面も多いキャッシュレス決済ですが、
オンラインで決済する以上、販売側からすれば
取引の記録が明確に残ることになります。

税務署が課税所得を把握しているのは業種によって差があり、
給与所得者は約9割、自営業者は約6割、
農・林・水産業者は約4割と言われています。
いわゆる「クロヨン(9・6・4)」ですね。
この真偽はともかく、キャッシュレス決済普及の一番の狙いは、
(特に中小からの)税収確保ではないかという話も……

もちろん納税に不公平があるとするなら、
それは正されなければなりません。

最後に、最近ラジオで耳にして「なるほど!」と感心した
謎かけ風フレーズをご紹介します。

「税金は水である。節すれば知恵、脱すれば命とり」

【2017年のレジャー1位は国内旅行】

『レジャー白書2018』(公益財団法人日本生産性本部)によれば、
2017年、最も多くの人が楽しんだレジャーは「国内観光旅行」で、
2011年以来7年連続の首位をキープしました。

ちなみにレジャー人口のトップ10は以下の通りです。
1  国内観光旅行――5,240万人
2  外食(日常的なものは除く)――3,980万人
3  読書(仕事、勉強などを除く)――3,870万人
4  ドライブ――3,810万人
5  映画(テレビは除く)――3,420万人
6  複合ショッピングセンター、アウトレットモール――3,310万人
7  音楽鑑賞(配信、CD、レコード、テープ、FMなど)――3,190万人
8  動物園、植物園、水族館、博物館――3,090万人
9  ウォーキング――2,970万人
10  カラオケ――2,920万人

「海外旅行は?」という声が聞こえてきそうですが、
まだトップ10に入るほどの規模ではありません。
日本政府観光局(JNTO)によれば、2017年の出国日本人数は1,789万人。
旅行も仕事も全部合わせた数字です。

ただ『レジャー白書2018』によれば、海外旅行は大きく伸びたとのこと。
旅行人気は相変わらず、というところでしょうか。

 三次駅

【旅は本来つらいもの】

老若男女問わず人気の旅行=トラベルですが、
「travel」は本来、つらいものを意味しました。

この語の語源はラテン語のtrepalium(拷問の責め道具)で、
tre(=three)+palium(=stake=杭、棒)、
つまり3本の杭を使った拷問具のことでした。

このためtravelという語は、初めは「苦しめる」という意味で、
それから「歩いて自分の体を苦しめる」ということになり、
「旅行する」という意味が生まれました。

今日でこそ旅はレジャー人口1位になるほど魅力的なものですが、
かつては、移動ひとつとっても、いまとは比べられないほど大変だったでしょう。
旅は苦労の象徴だったんですね。

日本にも「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがあります。
わが子がかわいいなら、親元で甘やかさずに、
世間のつらさ・厳しさを体験させたほうがいいという、愛情の裏返しです。

今年は改元にともない、GWに10連休とれる方もいらっしゃることと思います。
そうでなくても、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。

もし道中、悪天候に見舞われるとか、
飛行機や列車が遅れる、
ホテル・旅館が思いのほかよくない、
サイフを落としてしまう、
置き引きに遭ってしまう、
思わずケガをしたり病気になったりしてしまう、
人出が多すぎて見たかったものがゆっくり見られない、
食べたかったものが食べられない、
買いたかったものが買えない、
やりたかったことができない、
思っていたほど楽しくない…………
たとえ望んでいた通りにはならなかったとしても、
それは本来の意味にかなった、自分を鍛える“苦労”と考えれば、
それもまた記憶に残るいい旅になるのではないでしょうか?

全くの余談ながら、私は『水曜どうでしょう』(知る人ぞ知る
北海道の伝説的なローカル番組)のような、“苦労だらけ”の旅に憧れます。

※参考文献:奥津文夫『英米のことわざに学ぶ 人生の知恵とユーモア』(三修社)

三江線一部運転見合わせ

三江線ラストイヤーだったのに……(2018年2月)

 

 

 

 

 

【書の達人でもあった弘法大師】

今月24日まで東京国立博物館で開かれている
「顔真卿 王羲之を超えた名筆」展。
先日、中国に造詣が深い先輩と会ったときその話になり、
顔真卿のすばらしさを熱っぽく語っていました。

私も高校時代、書道の授業を選択していて、
顔真卿のりりしい楷書を学んだことがあり、
すっかりその字に魅了されました。
まあ、いくら練習しても、少しも近づけませんでしたが……

日本にも書の達人、いわゆる三筆と称される人たちがいます。
空海、嵯峨天皇、橘逸勢(たちばなのはやなり)がそうです。

特に空海(弘法大師)は有名で、
「弘法筆を選ばず」「弘法にも筆の誤り」といったことわざにも登場します。

わざわざ説明するまでもないでしょうけど、
前者は、本当の名手はどんな道具でもうまく使いこなす、
後者は、どんな名人でも時には失敗することもある、
というような意味ですね。

さて、日本では達人の代表として空海が選ばれていますが、
英語ではどうなっているんでしょうか?

高野山

【ホメロスが達人代表】

「弘法筆を選ばず」は、英語では、
「The cunning mason works with any stone.」
(腕のある石工はどんな石でも仕事をする)と言い、石工が登場します。
具体的な個人名は出てきません。

一方「弘法にも筆の誤り」は、英語では、
「(Even) Homer sometimes nods.」
(ホメロスでさえも時には居眠りをする
→時には居眠りをして作ったような凡句がある)と言い、
こちらはギリシャの大詩人であるホメロスが登場します。
英語圏で達人・名人と言えばホメロスなんですね。

ホメロスは、西洋文学最初期の叙事詩『イリアス』や
『オデュッセイア』の作者とされている人物。
現代でも使われる「トロイの木馬」や、
弱点を意味する「アキレス腱」の出典はこれらの作品です。

空海とホメロス、時代こそ違え、ことわざにも名を残す偉人ですね。

さて、西洋で書道にあたるものはカリグラフィー。
書道に上手・下手があるように、当然カリグラフィーにもあるんでしょうけど、
私はどちらも目利きに自信がありません。


※参考文献:牧野髙吉『日英の発想の違いが面白い! 英語対訳で読む 日本のことわざ』(実業之日本社)

【「Can you~?」より「Do you~?」】

以前、海外に行ったときのこと。
ホテルのフロントに問い合わせたいことがあって、
日本語が通じればラッキーと思い、
「Can you speak Japanese?」と聞いたことがあります。
答えは「No」でした。

当時は全然気にしなかったんですが、
「Can you ~?」は、英語文化ではあまり好まれない表現なんですね。

もし、相手ができなければ、
「I can’t ~」(私は~ができない)と答えさせることになり、
相手を傷つけることにもなりかねないからです。

では、どう尋ねるのか。
「Do you ~?」と聞けば、できない場合でも相手は、
「I don’t ~」(私は~をしない)と答えることができ、
できないという事実を明確にしなくて済むというわけです。

なるほど、日本語でも気をつけたい心配りですね。
「~できますか?」とか「できましたら~」とか、
私は日常よく使っていますが、
相手の都合を聞くときはまだよしとして、
相手の能力にかかわるときは、慎重にならないとなあと思いました。

(参考文献:森田正康+カン・アンドリュー・ハシモト
『外国人から日本についてよく聞かれる質問200』 クロスメディア・ランゲージ)

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【英語は肯定・能動を好む】

英語では、否定的・受動的な表現よりも、
肯定的・能動的な表現を好む傾向があることは広く知られています。

例えば――
「このドアから出入り禁止」→「Use the other door.」
「芝生に入るべからず」→「Keep off the grass.」

英語ではどちらも、特定の行為を禁止(否定)するのではなく、
特定の行為をやらないことを肯定的・能動的に選択させるような表現ですよね。

こうした言語表現にうかがえる積極性のようなものは、
当然、発想や思考にも通じるでしょう。

何かで読んだか聞いたかしたフレーズで、私のお気に入りに、
「(ルールに)書かれていないことは、日本ではNG、アメリカではOK」
というものがあります。

どちらも一長一短ある姿勢だと思いますが、
今日のように変化のスピードがはやい時代ですと、
後者のほうがより有力なんでしょうね。
時代を創り変えているとも言われている
GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)が、
すべてアメリカを代表する企業というのも、象徴的ではあります。

もっと発想を広げられるようになりたい、
積極性を身につけたい……なら、
発想術や思考術の勉強もいいですけど、
英語を習得したほうが早道かもしれませんよ。

英語ができるようになれば、少なくとも、
自分の可能性(やりたいことの世界)は広がりますから。

 

【欧米ではお酌はNG】

世代によって違いはあるかもしれませんが、
「さあさあ」「これはどうも」なんて感じでお酌し合う光景は、
忘年会や新年会に限らず、飲み会の定番シーンではないでしょうか。

お酌を受けるときは、まだお酒が残っていたら飲み干してから受け、
お酌されたら、飲まないままテーブルに置くのはよくなく、
一口でも口をつけるのが礼儀とされています。

自分のグラスが空いているのに、誰からもお酌されないと、
特に飲みたいわけでなくても、ちょっとさみしかったりしませんか。
これも人によるとは思いますが、
日本では自分で自分の酒をついで飲むのはわびしいという感覚があり、
「手酌で失礼します」と言うこともあります。

ところでこのお酌、欧米人には不快感を与えてしまうというから、
難しいというか、おもしろいというか……

欧米では、男性が女性にワインなどを注ぐことはあっても、逆はまずありません。
男性が女性にお酌を求めるのもNGです。

お酌

【お酌は「持ちつ持たれつ」の確認】

欧米では基本的に自分の酒は自分でつぎ、マイペースで飲むのに対し、
日本では、「差しつ差されつ」酌〈く〉み交わすのが一般的な飲み方で、
その際、ビールの大瓶は重宝します。
「差しつ差されつ」を続けるには、大瓶じゃないとすぐなくなりますからね。
一方、個人がベースの欧米では、小瓶が普通です。

奥津文夫氏の『英米のことわざに学ぶ 人生の知恵とユーモア』(三修社)によれば、
「差しつ差されつ」は、お互いに助け合う「持ちつ持たれつ」の確認でもあり、
農耕民族の精神構造にも通じるそうです。
なるほど、思わず納得の指摘でした。
日本はやっぱり「和を以て貴しとなす」の国なんですね。

「そういうのが面倒だから(会社の)飲み会なんて嫌い」
――なんて声も聞こえてきそうですが(^^;

 

【記号は万国共通ではありません】

外国人が驚く日本ならではの表記に、「〇」と「×」があるそうです。
もちろん、外国でも「〇」と「×」は使いますが、なんと意味が日本と逆。
日本では「〇」は正解、「×」は間違い、というのが一般的ですが、
海外では「〇」はNG、「×」はOKなんです。

ゲームコントローラーでも、日本では「〇」は決定、「×」はキャンセルですが、
海外では逆。プレーヤーは混乱しそうですね。

海外では「〇」は空白やゼロを示し、否定的なイメージになるそうです。
また「×」は「Ⅹ(エックス)」に通じ、未知のものという意味にもとられます。

「×」の代わりに、「✔」(チェックマーク)を使うこともあります。
これは日本でもおなじみで、問診票や、海外旅行時に書く入国カードなどで、
該当する欄にこの記号を記入しますね(「〇」を書いている方もいらっしゃるでしょうけど)。
そのときは「当たっている」という意味で使っていることになります。

ちなみに、正解と不正解の中間的な意味合いで「△」を使うのも、
日本独自の表記のようです。

うなずく・首を振る、手を振る、頭をなでる、などのジェスチャーが、
国によって違う意味を持つことは比較的よく知られていますが、
記号にもそういう面があることは、頭に入れておいたほうがいいでしょう。

(出所:『池上彰のニュースそうだったのか!! 』)

日本ではだいたい満点の答案だけど、海外ではほぼ0点?

日本ではだいたい満点の答案だけど、海外ではほぼ0点?

【騒ぎ方も後片付けも日本流】

10/31から11/1にかけて、今年もハロウィーンで全国各地、
とりわけ東京・渋谷は賑わったようですね。

もともとは、秋の収穫を祝うとともに悪霊などを追い出す宗教的な行事ですが、
思い思いの仮装を楽しむ日本流ハロウィーンはすっかり秋の風物詩になった感があります。

ただ反面で、騒音やポイ捨てなど、節度を欠いた行動も。
お祭り気分もわかりますが、これはいただけません。

しかし報道によれば、センター街の路上に散乱した空き缶やたばこの吸い殻、割れた瓶などを、
早朝から掃除するボランティアも多かったとか。
「楽しんだ分だけきれいにしないと」という17歳の女子高生の声も紹介されていました。

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【みんなできれいにするのは、コレがあったから】

以前、当サイトで、ロシアで行われたサッカーのワールドカップで、
ベンチでもスタジアムでも試合後きれいにする日本人の行動が、
海外から賞賛されているという記事がありました。

同じ日本人として誇らしいし、見習わなければと思います。
でも、どうして日本人は自然にこういう行動がとれるんでしょう?

国民性と言ってしまえばそれまでですが、
ジャーナリストの池上彰さんのテレビ番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』で、
番組名通り「そうだったのか!!」と思う解説がありました。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、日本の学校では当たり前の、
子どもたち自身が教室やトイレなどを掃除することは、海外から見れば驚きなのです。
海外では掃除は専門業者が担当します。

子どもたちに掃除をさせるのは、集団で責任を果たすことを学ぶ意図があるとされ、
それに共鳴したシンガポールでは、小中高で掃除を義務付けました。

みんなで掃除をしてきれいにするというのは、
小学校からやっていたしつけのおかげ、と池上さん。

なるほど、世界から賞賛されている(公共の場所での)日本人の掃除は、
これまた日本独特の小学校での雑巾がけがルーツだったのか、と妙に納得しました。